ナイフのハンドルを作った
モーラナイフの刃を Amazon で購入して放っておいてあったが,せっかくの機会にとハンドルを作ることにした.おそらく最も単純な部類の作り方に属すると思う.特に完成形のスケッチなどはせず,気分と木目の通りに削っていった.あまり丸くすることはせず,Rの大きな面の組み合わせになるように心がけたので,そのうち Rhino でモデリングするかもしれない.
適当な木からハンドルに使う材料を切り出す.今回はイチイ材なので,木目が作りたいハンドルの形にあわせて自然にカーブしている部分を選んだ.
切り出した材料を鋸で半分に割る.横着をせずに縦びき鋸を買っておくべきだった.
合わせ目を平らに直す.安直に最適カンナなど買ってみたものの,いまいちうまく使いこなせていない.
溝を掘って接着する.ノミがなかったので篆刻用の印刀で彫った.深さを間違えたが,見た目に影響がないのでそのまま作った.
形を接着面と対称に整える.削りたくない部分と削りたい部分に鉛筆で印をつけておくと削りすぎずにすむ.
最終形になるまでひたすら削る.カンナ,波目ヤスリ,ナイフなどでざっくり形をとり,ペーパーブロックで仕上げる.完成したら柄にエポキシ接着剤をたっぷりつけて押し込む.