Polaris を組み立てた

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Polaris

人気を集めた 60% キーボードキットである Polaris が届いたので組み立ててみた.組み合わせは E-white / Tsangan / Brass plate. この塗装はややキズが付きやすいようで,キーキャップを外すときに小キズを付けてしまった.

パーツ選び

スイッチ

作りの良いキーボードは良い音がするので静音スイッチを入れるのはもったいない.せっかくなので Kailh Cream でも入れようかと思っていたが,丁度遊舎工房に在庫がなかったので Gateron Ink Red + 205g0 にした.Cream と比べていないので大したことはいえないが,結果には十分満足している.

キーキャップ

Matt3o + Drop MT3 /dev/tty を使うつもりが,当該セットは Tsangan Layout に対応していないことに届いてから気付いた.しょうがないので,最下段は Grab Bag や遊舎工房のバラ売りから取ったキーキャップを適当に並べてある. 左右の Control がウォームグレイなのは,五分もすれば気にならなくなった.最下段の低さがうれしい.

ソケット

Holtite ソケットを嵌めてみたところ,固定しないとスイッチを引き抜いたときにソケットが外れてしまうことがわかった.そこで,ソケットの柔軟性を損なわないよう,ソケットのうち1本のみを半田付けする方法で凌ぐことにした.今回は goot から出ている 0.3 mm の半田と,先の細いこて先(2BC型など)を使用した.

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ソケットの半田付け

初日の感想

今まで使っていたものと比較すると圧倒的に感触が良い.感触のよさはガスケットマウントによるものか,底突き時に余計な振動がないことによるものか,音の心地良さによるものか,時間があればもう少し追求してみたい.

いっぽうで,自分の手とMT3との相性があまり良くない気もしている.タイピングするたびに指先を削られるような感覚がある.理由はいくつか考えられるが,彫りが深い(曲率が大きい)ことや,表面のシボが粗いことなどだろう.いずれにせよ,何か代替品を探す必要がある.