キーボード自作計画 1

これは何

メカニカルキーボードの自作が流行っているので,折角だからうちでもキーボードを作ることにした.

とはいえ,図面を引くための資料を集めて満足して終わるのがいつもの流れである.背水の陣にすれば少しは作る気も起きるだろうと思い,製作の過程を晒しながらやっていきたい.筐体を作る方法は,レーザーカット,3Dプリント,CNCなどがあり,おおむね後ろにいくほど高価になる.せっかくなので CNC を最終目標にして,その間で色々試したりしてみるつもり.

基本構想

ノートパソコンのキーボードには配列がでたらめ*1なものがあり,長時間使っていると疲れてしょうがない.PFU でもこの事情は把握しているようで,キーボードの上に被せて使うカバーを販売している.しかしながら,まずただでさえ分厚いHHKをさらに分厚くするのは気に入らない.ついでにかわいいキートップを買ったのでこれをはやく活用したい.こういった事情でキーボードの自作に手を出すことにした.

ラフスケッチ

f:id:lunar0:20180227013225j:plain

シンプルな形状と,ノートパソコンのキーボードを跨ぐ脚の折り合いをつけようとした結果.本体は CNC にかける前にどこかでボリュームだけ作ってみるとして*2,脚は3Dプリントで後付けする予定なので,実物で形を検証していきたい.なお,基板のことは現時点でまったく考えていない.

f:id:lunar0:20180227020136p:plain

趣味プロジェクトなので,多少は曲率連続性とかにこだわってみても*3罰は当たらないはずである.心が折れて適当なアルミCNCキーボードを買って終わりとかにならなければ,次があるかもしれません.

*1:日本語配列だからどうとかではなく,キーピッチ自体がおかしい

*2:あるいは誰かに Vortex Core か何か借りられるならそれでもいいかもしれない.周りに持っている人はまずいないだろうけれども

*3:3Dプリントだし,磨き加工をかけるとまずそんなことはわからなくなってしまうだろう