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(転載禁止/許可したものはそれとわかるように書きます)

ステップドリル

はじめに

梅雨なのでたけのこを煽りたくなり,たけのこに似て食えないものをモデリングしました.ステップドリルとよばれる工具で,薄板に穴をあけるのに使用されます.この画像は私が使用するぶんには著作権的に問題なく,「やーいお前のたけのこステップドリル〜〜〜」などと奇特な煽りを行うことができます.

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解説

別テイク

別角度からレンダリングすると,このようになります.詳しくは後述しますが,上と同じライティングにするとせっかく苦労してモデリングした先端(ただの円錐じゃあないんですよ)の様子が見えないので,先端付近に1灯追加しています.また,軸がきちんと付いていることを示すために,軸の付近にも1灯追加して,合計5灯です.

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ライティング

ライティングには GI 照明を使用し,設定は次のとおりです.

マゼンタの線は,2枚で共通して使用しているライトです.カメラからみて一番左にあるライトを基準として,中央が -2EV 右が +1EV です.光量に直すと,それぞれ25%, 200%です.

グリーンの線は,形を目立たせるために追加したライトです.先端付近にあるライトは,ドリルビットの先端の面が明るくなるように適宜置きます.軸についてもそのようにします.どちらも左側に重要な面がきているので,左から照明をしました.

照明は,CINEMA 4D のコンポジットタグで,「カメラから見える」をオフにしてあります.これにより Photoshop での後処理をせずただちに Lightroom に入れられるので作業が減り,楽になります.

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ライトごとの出力

シャンクを照らしているライトを除き,左・中央・右ライトそれぞれの担当範囲を青・赤・緑で色分けしました.その上から,先端を照らしているライトを白で乗せてあります.静止画において,ここぞというポイントにライトを乗せることの重要さがよくわかります.

動画の場合は,視点の移動(運動視差)により立体の形が把握できるので,もう少し適当でもよいように思いますが,静止画はこの点シビアです.

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モデリング

モデリングに特段の工夫はありません.あるとすれば,シャンクの角が R0.05 になっているくらいです.太線のように見えているのがそれです.わたしの環境にはラウンドエッジシェーダなどという高級なものがないので,そのようにしました.

螺旋は,デフォーマによってモデリングしてあります.これにより,さまざまな角度を非破壊で試すことができます.

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おわりに

ここまで作っておいてなんですが,「お前のたけのこステップドリル〜〜〜」というのはあまりセンスのいい煽りではなかったと反省しています.地図帳がTOマップだとか,そういうものが欲しい.